「という女中を呼べ」 会うのは初めてだと、そこで三成は気付いた。 やがて障子の向こうに現れた影、輪郭が女の線を描いているのを目にして、 三成は部屋の中へ入るように言った。 「貴様がか」 「はい」 頬笑みをたたえ現れた女を目にして、三成は驚きに目を見開いた。 には、足がなかった。