後書き












此処まで読んでくださってありがとうございます。




以下、各話の補足。


1話

これは特に書くことないです。半兵衛さんがターゲットを探していたときにヒロインが偶然
通りかかったということくらいで。車に乗るか乗らないかの選択肢を与えてあげるのは優し
さではなく半兵衛さんの計算です。自らの意思が欲しかったと。
 

2話
綺麗なもの大好きなヒロイン、まんまと半兵衛の外面に騙されています。人質とも知らずの
ほほんなヒロインにせめてもの憐れみでお金を出してあげようと思った半兵衛。
 

3話
お金に関しては上に同じです。ただやっぱり感情が入ったやり取りが増えてくると情も移っ
てくると。
 

4話
女の買い物に振り回される男という図が好きな管理人の好みでこうなった!大切な人質をナ
ンパで取られちゃシャレにならないので半兵衛さんは奪い返すけども、なぜか腹立つ部分も
あったりとか。で、この子馬鹿だけど可愛いなぁ、みたいに意識しはじめる。でもヒロイン
はママと半兵衛さんを重ねて見てるだけという。


5話
なんだかんだヒロインもしたたかだよね。
理想高いし。クッキー焼いたのだってどうかしたら感謝の気持ちだけじゃなくて下心あった
のかもしれないし。無意識で。この頃から完全に半兵衛さんの中でヒロインは人質以上の存
在になっています。地味に。そんなヒロインは半兵衛の人としてよりも財布と顔に惹かれて
いると。だから捨てられたらいやだなというヒモ思考になる。半兵衛涙目だね。


6話
出た。赤い爪。
これはまあ双方、そういう思いで行動に出たんだと思います。
ママ依存症のヒロインも佐助とかすがに言われてようやく自覚したかんじ。でもやっぱり頭
をよぎるのは両親の離婚。


7話
自覚したそばから半兵衛に閉め出されてへこむヒロイン。
半兵衛としては大切な人質が帰ってこない、あのアマ・・・!というよりももう嫉妬という
か、何してたんだっていう個人的な気持ちから出た行動ですね。でなきゃ大切な人質を外に
ほっぽり出さんでしょうし。


8話
まあ人質だから手放す気はないよ!な半兵衛はヒロインが家に連絡しないことだけはさすが
にどうかと思っていた様子。捜索願出されたら厄介だしね。ヒロインは完全にハンベラブな
状態。好きと分かったら一直線なのはママに対しても同じだし、そういう子なんだよ。で、
捨てられると。半兵衛としてはヒロインに言うつもりでいたけど、それよりもはやく見つか
ってしまったという流れ。ちなみに半兵衛は捕まることなくうまく逃げました。


9話
ヒロインにしてみればやっぱり両親との事もあるから、裏切ったな竹中半兵衛・・・・!!
というよりもあきらめのような、またか。みたいな考えだったと思う。で、とりあえずパパ
のようになるのだけは避けようと忘れることを決意。


10話
結局ヒロインは半兵衛と会えないからあきらめようと思っていただけで好きという気持ちは
そのままだったことに気づく。半兵衛さんもヒロインを手放すつもりは毛頭ありませんから
迎えに来ました。で、二人で闇に生きるエンド。
半兵衛さんの所属する組織は勿論アレです。豊臣さん率いるヤクザ、と言っていいのか微妙
ですが、まあそういった黒の団体です。



以上、やる気のない解説でした!





こうなると思ってたとか、何でこうしなかったとかって感想や意見を頂ける
と嬉しいです。次の連載を書く時の参考にさせていただきます。
ここまでお付き合いありがとうございました!!